今回ご紹介するのは、お施主様がご健在なうちに建てられた「生前墓(寿陵:じゅりょう)」の素晴らしい施工事例です。
古くから生前にお墓を建てることは、長寿や家運隆盛、子孫繁栄をもたらす大変縁起の良いこととされています。
何より、ご自身の入る場所をあらかじめ用意しておくことで、残されるご家族に負担をかけたくないという、深い優しさと計画性が込められたお墓づくりでもあります。
このお墓の最大の特徴であり、何よりの魅力は、石塔中央に深く刻まれた「博愛」の二文字、そして入り口を支える親柱(門柱)の文字が、すべてお施主様ご本人の「直筆」であることです。 生前墓だからこそ、ご自身の手で一筆一筆、未来のご家族へのメッセージを紡ぐように想いを込めて書かれた文字には、言葉では言い表せない唯一無二の温かみと、凛とした気品が宿っています。
また「子供や孫にお手入れの負担をかけたくない」――そう考えて、立ち拝みしやすい丘カロート(地上納骨堂)や全面敷石といった機能的な生前墓を選ばれる方が、近年とても増えています。
お墓は、大切な方をお祀りする場所であると同時に、ご家族が集い、絆を確認し合う「心の拠り所」です。ご自身の想いや足跡を特別な形として遺すために、手書きの文字を彫刻したい、管理のしやすいデザインにしたいといったご要望も、私たちは石という永遠の素材に変えて形にするお手伝いをしておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
最後になりますが、今回の素晴らしいお墓づくりをお任せいただき、また事例としての掲載をご快諾いただきましたお施主様に、心より感謝申し上げます。